【記 録】
(6月3日)
新松田からの時刻を目標に、いつもより早めに出発する。
駅まで歩きながら、何か変なのに気づく。マスクを付けるのを忘れてしまったのだ。戻ると予定電車に乗れない恐れがある。最悪はハンカチで代用する事も考えたが、面倒である。
駅前の小さなコンビニで聞いてみると、幸いなことにあると言う。ただし、5枚セットで約500円。少し高いが、やむを得ず購入し、すぐ付けて一安心である。
後は順調に乗り継ぎ、寄に着いた。さすがにハイカーはいない。寄大橋から寄川沿いの遊歩道に入る。一番の心配はヒルであるが、道幅も広く、草も茂っていないため、いる気配はない。
途中の最後の水場と思われる所で、水筒を満たす。これで重くなったのと、久々の歩きのため、結構時間がかかり、雨山峠まではバス停から3.5時間掛かってしまった。
この峠からは尾根歩きとなり、雨山までは登りが続くが、それ以降は下り気味になり楽に歩けた。
檜岳を越え、昔の秦野峠から少し登り返して、ようやく林道秦野峠に着き、少し休憩する。
ここから高松山方面に一旦上る予定であったが、疲れているため、林道を歩いてジダンゴ山方面に向かうことにする。
宮地山に分岐している林道の少し手前に広場があったので、そこにテントを張り、後はのんびりする。
(6月4日)
朝4時に目覚めると、周りは少し明るくなっているため、起き出して朝食を摂り、用意をして出掛ける。
宮地山分岐からジダンゴ山へは、男坂と女坂があるため、今回は後者を選ぶ。
ジダンゴ山からは、約1時間で寄バス停に着いた。バスが待っているため、時刻を確認すると5分後に出発するようで、タイミングが良かった。
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